ヨーロッパ ビール研修レポート ぁ〆能回!

 

2020年ヨーロッパ研修レポート、いよいよ最終回!

 

ロンドン編(後編)

1月18日(土)

映画「ノッティング・ヒルの恋人」にも出てきたポートベロー・マーケットが、ホテルのすぐ近くで開かれ、大好きなアンティーク食器も出店されるというので午前中から張り切って出発。

 道にズラリとお店が並ぶ、ポートベロー・マーケット

いくつかお皿を手に入れましたので、いずれお披露目します。

 

 

今日最初の研修はクラフトビール「Kernel Brewery」。最寄の駅から歩き、少し不安になってきたころ高架下にブリュワリーとブリューパブを発見しました。食べ物はないものの、明るいうちから地元の方らしき人々がほどよい具合に集まり、天気がよかったせいもあってとても心地よい空間でした。

ペールエールとIPAを飲みましたが、バランスが良くて好み。また行きたいです。ちなみにアルコール度数が高いビールはパイント売りしていませんでした。グラスに3分の1、3分の2といったラインが入っていて、それに合わせて注がれて提供されます。

 週末らしい心地よい空間
 グラスもおしゃれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、ロンドンといえばインディアンカレー! ということでカレーランチを挟んでから、「Beavertown Brewery」へ向かいました。

こちらのビールは最近日本にも入ってきていて、「マイクロ」ではない大規模な醸造所という印象です。敷地内に大きなテントが張ってあり、週末のせいもあってか、たくさんの人がビールを楽しんでいました。暖房器具はないので夜は寒い! 犬を連れているお客様も何組かいらっしゃいました。

パンチの利いたものもあると思いますが、いただいたNECK OIL(セッションIPA)とBLOODY ‘ELL(IPA)は、名前や缶のデザインがとんがっているブリュワリーにしては優しい飲み心地。

  オシャレで寒いテント

今回、ロンドン生まれのクラフトビールをいくつか体験しましたが、IPAでも、きちんとホップが香りつつもガツンとしすぎず、昔から英国の人々が好んできたリアルエールの優しさが底辺にあるような気がしました。

宿に帰る途中でもう一軒寄り、市場調査してから帰宅。

 

 

1月19日(日)

本日は日本の国立競技場的なスタジアム、Wembley Stadiumへ。スタジアムツアーに参加したのですが、このスタジアムで試合がある日は3時間で15,000パイント売れるからトイレもたくさんあるよ!とガイドさんがおっしゃっていました。すごい!

トイレと言えば、研修中に出会ったトイレはどれも便座が冷たい!パブでの支払いもキャッシュレス化が進んでいる中で、その対比が印象的でした。前回の研修で訪れたチェコ・ドイツ・ベルギーもそうだったはずなのですが、今回やけに気になったのは自分が年を取ったせいか…。海外の人々が日本のトイレ事情に関心を持つのも納得です。

 新しくなったウェンブリースタジアムにて

 

 

さて、マスターの静かな興奮を感じながらスタジアム見学を終え、中心部へ戻ります。

次に目指すのはYOUNG’Sの直営店「One Tun」。ビールだけでなく、日曜日に食べるというサンデーローストも楽しみです。こちらの店はビールのメニュー表がなく、タップを見て注文するというスタイル。

YOUNG’Sのオリジナルとスペシャル、そして季節限定のWINTER WARMERなどを飲みながらいただいたサンデーローストは…、やっぱり大盛りでした!!!

直径40センチはあろうかという皿にチキンの半身と半端ない量の付け合わせ。油断できませんね! 付け合わせのヨークシャープディングは初体験でしたが、シュークリームの皮のような味と食感です。

 鶏の半身がまるまると

店内ではちょうどリヴァプールvsマンU戦を放映していて、イングランドの人々がどのようにサッカーを楽しむのかを垣間見れたのもラッキーでした。やっぱりアツい!!

  かわいい縦長のグラス

 

 

 

 

 

 

このあとは、クラフトビールも置いている「The Harp」というパブへ行ったのですが、ずらりとならぶリアルエールのタップに圧倒され、結局リアルエールの’fraid NotとSUSSEX BEST BITTERをいただきました。

炭酸も温度もやさしいリアルエール。正直、日本ではリアルエールがあまり得意ではありませんでしたが、何が違うのか、今回いただいたものはどれもとってもおいしかったです。

駆け込みでおみやげを買いにハシゴしたデパートのひとつに「Marks & Spencer」という店があるのですが、ここは長野県のツルヤのイングランド版という感じ。自社ブランドがずらりと並び圧巻でした。

 満席なのにワンオペ!すごい!

 

ロンドン最後の夜が名残惜しくて、ホテル近くのパブでもう一杯!

いよいよ明日は帰国です。

 

 

 

 

 

1月20日(月)

帰りが憂鬱でした。帰国することがではなく、実は今回、私のスーツケースの中に1つ小ぶりのスーツケースを入れて行ったんです。マトリョーシカ状態。つまり二人で3個。もちろんビールのためです!

持参のハカリで重さは完璧なので、酒税だけ払えば重量オーバーの追加料金は発生しないはず。

でも考えてみてください。20キロ以上あるスーツケースを二人で3個。

さらに私は、FULLER’Sの帰り道で転んで手首を負傷し使い物にならない状態…。果たして無事に荷物を運べるのか憂鬱だったんです。(そう!これが、呑気に写真を撮っていた直後に起きた災難…。せっかく買ったグラスも1つ割れました。帰国後に診察を受けたところ、左手首ひび、左足指ひび、右足捻挫…! もう、ほぼ治ってます)

でもマスターの頑張りと、心優しい英国紳士の助けのおかげで、空港まで無事到着!

チェックイン後にヒースロー空港の「Wether Spoon」でリアルエールを飲みおさめました。

行きの便同様、ブリュードッグが飲めることを楽しみに飛行機に乗り込み、10時55分にTake Off!

サービスに回ってきたCAさんにビールをお願いすると「えっと、ビールはハイネケンのボトルか……、ハイネケンの缶。どちらにします?」 えええーーーっ??(涙)

 旅の最後はハイネケン!

 

ということで1月21日(火)に、ビールと一緒に帰ってまいりました!

歴史あるビール文化と新しいビール。どちらからも刺激をうけましたが、個人的には、長い間人々に愛されてきたビールやパブ文化が印象的でした。

イギリスにはCAMRA(Campaign for Real Ale)という、昔ながらのエールやパブを守ろうとする運動があります。ぜひこれからもおいしいリアルエールが守られてほしい。そしてまたいつか訪れたい!

ビールはパイント700〜1000円くらいなのですが(ダブリンの方がやや安い)、その他の物価がとても高く感じたことと、キャッシュレス化が進んでいて、カード払いのみというパブがあったことも印象深いです。日本も今後こうなっていくのかもしれませんね。

 

わずか9日間でしたが、長く続くパブ、クラフトビールのブリューパブなど様々なスタイルのパブに出会い、ビールやお客様との向き合い方やパブのあり方など、たくさんのことを感じた研修旅行。今後のTHE PINTに生かしていきたいと思います。

最後に、これはあくまでも片割れの視点からのレポートです。マスターからさらにいろいろな話が聞けるかもしれませんので、興味がある方は是非お店にて!

次の研修先を考えつつ、皆様のご来店をお待ちしております。

 

| thepint | ビール研修の旅 | 19:47 | comments(0) | - |









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